ここではOutlookタスクの基本的な使い方を解説します。
※今回はインターフェイスがWeb版と統一化された「新しいOutlook」のPCデスクトップアプリを用いての解説になります。
タスクの各機能は、上記のようになっています。なお、スマートフォンでOutlookタスクを利用する場合、「Microsoft Outlook」アプリとは別に「Microsoft ToDo」アプリのインストールが必要です。「Microsoft ToDo」に、Outlookと同じアカウントでログインすると、タスク情報が自動で同期されます。
Outlookでタスク管理する際に、覚えておくと便利なコツをご紹介します。
作成したタスクは、ダブルクリックすると詳細を入力できます。また、ファイルを追加したり、1つのタスクを完了するためのサブタスクがあれば、ステップ毎に管理することも可能です。
【機能と活用アイディア例】
なお、カテゴリの「タグ」はOutlookメールと共通です。タグは「右上歯車アイコン→アカウント→分類→新しい分類を作成」から作成します。
個人ではなくプロジェクト単位でタスク管理するなら、「グループ」機能を使うと便利です。
グループを設定せずに作成したタスクは、左側メニューの「タスク」(家のアイコン)のリスト内にあります。このタスクを特定のグループ内に移動したい場合、タスク一覧をリスト形式で表示した後、移動先のグループ上へドラッグ&ドロップしてください。
※2024年5月13日時点
メールを受信したものの、すぐに返信できない時はありませんか?確認事項などがあって時間が掛かる時や、他業務との兼ね合いで優先順位が低い時もあると思います。そうした際には、メールの返信漏れを防ぐために、メールをタスクにすると便利です。メールをタスクにする方法は2つあります。
【タスクにするメールにフラグを付けて管理する方法】
【メールを「今日の予定」に入れてタスク管理する方法】
※2024年5月13日時点
作成したタスクはカレンダーに追加することも可能です。返信すべきタイミングが決まっていたり、メールの内容を会議前等に確認する必要があったりする場合に活用すると便利でしょう。
※2024年5月13日時点
Outlookを法人契約している場合、管理者が古くなったメールやタスクが自動的に「オンラインアーカイブ」へ移行するよう設定していると、いきなり過去のタスクが消えるという事態が発生します。これは全ユーザー共通の仕様なので、個人で設定は変更できません。これを解決するには、新たにタスクを作り直して転記し、早めに完了させましょう。
他者と一緒に作業すべきタスクなどは、タスクリストをチームに共有したり、対応を依頼することができます。
ただし、依頼相手がMicrosoft Exchange アカウントを持っていないと、タスク内容の記載されたメールを送信するのみとなります。この場合、タスクの進行状況は分からない点に注意しましょう。
※2024年5月13日時点
2024年春までは、Microsoftの4種類のアプリでタスクを管理できました。しかし、新たに登場した「Microsoft Planner」を活用すると、さらにタスク管理やガントチャートが便利になります。
▼2024年春までのMicrosoftタスク管理ツール
タスク管理範囲 |
おすすめの使い道 |
プラン |
|
ToDo |
個人 |
毎日のやることリスト |
無料 |
Project |
チーム |
タスクが互いに依存する |
追加購入 |
Planner |
チーム |
シンプルに管理したいなら |
Microsoft365 |
Teamsタスク |
個人 |
Outlookやカレンダーと組み合わせ |
無料 |
これまでMicrosoft Officeでガントチャートを使うには「Microsoft Project」というソフトを新たに購入する、もしくは他社ソフトを用いる必要がありました。しかし、2024年春に新しい「Microsoft Planner」が登場し、Microsoft365加入者はガントチャート、リスト、ボード、スプリントでも表示できるようになっています。Microsoftによる公式発表では、新しいMicrosoft Plannerについて「今までのToDo、Planner、Project、Copilot(AIアシスタント)の良いところをひとまとめにしている」とあります。そのため、他アプリも引き続き使用可能ですが、これからMicrosoftでタスク管理するなら、新しいMicrosoft Plannerにすると良いでしょう。
Microsoft Outlookによるタスク管理方法について解説しました。プロジェクト単位でのタスク管理やチームへの共有・依頼など、Outlookには便利な機能が備わっています。これら機能を活用することで、タスク管理が効率化されるでしょう。
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