今回取材させていただいたのは、法律事務所ASCOPE様です。
麻布十番にオフィスをかまえ、法人や個人を問わず、さまざまな法律問題全般を取り扱っています。
同社では、事務所に届く依頼の初期対応でメールワイズを活用されているとのこと。弁護士の難波 隼人 様に具体的な活用方法についてお話をうかがいました。
本日はよろしくお願いいたします。
ASCOPE様には、弁護士の方は何名いらっしゃるのでしょうか?
現在は、弁護士12名で、所員総数が24名です。
事務局のスタッフは内勤ですが、弁護士はそれぞれ各地に飛び回っているので、所内でのタイムリーな情報共有がなかなかしづらい状況がありました。
どのような目的でメールワイズを導入されたのでしょうか?
依頼の初期対応ですね。
私たちの事務所は、ホームページに掲載しているWebフォームと、電話で依頼を受けています。だいたい、1日10件程度の依頼やお問い合わせがあります。以前は代表メールアドレス宛にされたメールを、個々人が個人メーラーで受け取っていたのですが、担当者の割り振りが難しく、返信漏れも起きてしまっていました。
この問題を解決できそうなツールを探していたところ、メールワイズを見つけたのです。
なるほど。
電話で受けた依頼も、事務局がメールに転記してメールワイズに集約しています。
そうすることで、初回の問い合わせをすべてメールワイズに集約できます。そこから担当者を設定し、具体的に案件が進んでいくのです。
具体的な活用方法についてお伺いしてもよろしいでしょうか。
はい。
「未処理」「処理中」「処理済み」という処理状況がありますよね。
この処理状況を、依頼主との連絡状況によって使い分けています。
「未処理」は、依頼主と一度も連絡を取っていない状況。
次に「処理中」は、依頼主に最初の連絡をした状況です。連絡をした時点で、担当弁護士が手動で「処理中」に処理状況を変更します。
最後に「処理済み」は、依頼主から返事がきて、個人メーラーで連絡を取りはじめた状況です。
個人メーラーでやりとりを始めたときが「処理済み」になるタイミングなのですね。
はい。法律事務所では、お客さまの個人的なご相談を受けていますので、案件内容のやりとりにおいては個人メーラーで行うことを原則としています。
はじめてのご挨拶メールや日程の調整はメールワイズで、そのあとの案件内容のやりとりは個人メーラーで、といったように、個人メーラーとメールワイズをうまく使い分けていますね。
シンプルで用途が明確ですね。
ほかの法律事務所さまでも、同じように「問い合わせの初期対応」としてメールワイズを利用されることが多いんです。
そうなんですね。
この利用方法は、法律事務所ではかなりニーズがあると思いますよ。
法律事務所での活用方法を聞いて、とても勉強になりました。
本日はありがとうございました。
「メールワイズ」をご検討される方へ