メールワイズ by サイボウズ

Case Study株式会社国際旅行社 導入事例

業種
旅行・宿泊
業務
お問い合わせ管理
カスタマーサポート

1部門の活用から他のセクションへ「メールワイズ」導入が拡大

株式会社 国際旅行社
株式会社 国際旅行社

今回お邪魔したのは「株式会社国際旅行社」様。

いつもの栗山と二人という組み合わせになってますが、ユーザー様にお話しを伺ってきました。

1959年の創立以来、「海外への旅」のビジネスに深く携わってきた国際旅行社。

一般の旅行者向けのパッケージや、企業の海外出張時の旅行手配だけでなく、他の旅行代理店への航空券手配といったBtoBの取引も多いのが特徴の同社でしたが、ここ数年でインターネット経由での個人客の割合が急速に増えている会社です。

予約後は出発直前の確認までのやり取りがメールで完結する案件も多いため「メールワイズ」は欠かせないとのことですが、こうした一般のお客様へのメール対応だけでなく、外部とのやり取りがあるすべての部署へと「メールワイズ」導入が広がっているとのことです。

製品導入から広まっていった過程なども含めて、同社の代理店営業部課長の島崎明広氏に、「メールワイズ」の具体的な活用法について聞きました。

営業部課長 島崎様のイメージ
営業部課長 島崎様
企業名
株式会社国際旅行社
事業内容
旅行・宿泊業
URL
https://its1.jp/

1人のお客様と5~7回程度のメールのやり取りが普通

まずは「メールワイズ」導入の経緯を教えていただけますか?

当初は「サイボウズ Office」を導入していたのですが、サイボウズユーザー向けに送られてきたメールに、「メールワイズ」が紹介されていたのがきっかけです。オンプレミスで導入したのはずいぶん前で2004年頃のことです。

「メールワイズ」の初期の頃からですね!長年のご利用、ありがとうございます。

それまでは、社員が個人のメールアドレスで対応しながら、共有すべき社員をCCで同報するというスタイルでしたが、対応漏れが発生して「メールを送ったのに返事がこない」という再度のお問い合わせをいただくこともありました。「メールワイズ」導入で、この悩みが解決できました。

その後、2012年11月にクラウド版へと移行されていますね。

やはり、1ユーザー500円という価格のことが1つ。それから、社内にデータを置く必要がなくなったので、データ保管が安心できるようになったことも大きいです。

現在、「メールワイズ」ではどのくらいのメールを処理されていますか?

インターネット通販に対応している部署では1日20~50通程度のメールがきます。この部署では個人のお客様が中心ですから、やはり夜間や土日といった時間帯にメールが送られてくることが多いですね。まず、朝出勤してくると届いているメールをチェックして...という流れになります。

GREEN PAK(国際旅行社のツアー案内HP)
GREEN PAK(国際旅行社のツアー案内HP)

1人のお客様とは、どのくらいメールでやり取りをされるのでしょうか?

5~7回程度が一番多いかと思います。例えば、以前はパスポートのコピーをFAXしていただくこともありましたが、今ではメールに添付で送っていただくことが格段に増えました。これ以外にも、出発の前日に確認のメールを送るなど、1人の方と何度もやり取りが発生するので、履歴を参照できるのは便利ですね。

外部とメールでやり取りする部署すべてが「メールワイズ」を活用

現在、18アカウントということで、導入当初からユーザー数が増えていますね?

当初はインターネット通販に対応している4名が「メールワイズ」のユーザーでしたが、今では法人営業など、外部とメールをやり取りするすべての部署で「メールワイズ」を導入していますね。

「メールへの対応漏れがある」「他の社員は進捗を把握できない」といった悩みは他の部署でも発生していたので、「別の部署ではこんな対応をしている」と「メールワイズ」を紹介したところ、結局は全部署で導入することになりました。

このようにアカウント数を柔軟に増やしていけるのも、クラウド版のいいところですね。

社外からスマホなどで「メールワイズ」にアクセスされることはありますか?

やはり営業担当者は外出していることが多いので、スマートフォンで活用していることは多いと思います。私自身も、急ぎの対応の必要があるものなどがないか、外出先からチェックし、必要があればその場で対応してしまいます。

オンプレミスで導入していたときにも、外部からアクセスできるようにしていましたので。

「インターネット系商品」の伸びでメール数は増加の見込み

約10年という長期間、「メールワイズ」をご利用いただいていますが、当初と今では対応するメール数もずいぶん増えていますよね?

そうですね。特に個人のお客様が「インターネットから旅行に申込む」ということを普通に行うようになりましたから。以前は、旅行雑誌や店頭のパンフレットなどを参考に電話で申込まれていたものが、インターネット主体になりました。そうすると、必然的にメールでのやり取りが増えるわけです。現在、個人向けのパンフレットなどは一切作らなくなりましたね。

申込みから出発までインターネットで完結してしまうケースが多くなっていると?

そうです。店頭にお見えになるお客様は、お得意様とウェディング関係のお客様でしょうか。じっくり打合せをしたいというニーズがありますから。

なるほど!それで店頭にもウェディングドレスや指輪などがディスプレイされているのですね。

店内受付・ディスプレイのウェディングドレス
店内受付・ディスプレイのウェディングドレス

旅行会社というと、個人のお客様向けか、後は企業の出張に関する手配を行うイメージが中心でしょうが、弊社の特徴としては他の旅行代理店向けに航空券の手配をするといった業務を行っていることが挙げられます。

この場合、「航空券が手配できるのか、できないのか」の即答が必要になりますので、電話でのやり取りがほとんどです。

比率でいうと、どの取り扱い商品が多いのでしょうか?

前は「個人向け」「法人向け(海外出張手配)」「他の旅行会社向け」という3つの分野で扱い件数が、ほぼ3分の1ずつだったのですが、インターネットを介した「個人向け」商品が急速に伸び、いまでは半数を占めるようになりました。必然的にメールの数は増えていますし、今後も増える見込みです。

「個人向け」のパッケージなどは、御社ですべて企画されているのですか?

そうですね。例えば最近人気があるのがシンガポールマラソンのツアーですね。

海外マラソンですか!いいですね。実はサイボウズではマラソンに興味のある社員が何人もいるんですよ。

毎年12月の日曜日に開催されますが、1~2日の有給休暇をとれば参加できるので人気ですね。サイボウズさんでも是非、参加をご検討下さい(笑)

海外マラソンは良さそうですね。是非検討してみます。本日はどうもありがとうございました。